愛の深さゆえ? なぜ付き合いが進むと相手の欠点が気になりだすのか?
(2024年9月16日更新)
こんにちは。
ラポール結婚相談所のもとはらさよこです。
交際初期は相手の長所に焦点を合わせがちですが、時間が経つにつれて受け入れがたい欠点が目立つのはよくある現象です。
関係が進展するにつれて、相手の欠点が浮かび上がり、これに対処するのが難しくなることは、人間関係の複雑さが影響しているかもしれません。
交際を継続する過程で、受け入れがたい部分がなぜ際立ってしまうのかを探っていきましょう。
目次
「馴れ」の問題
婚活中、長い時間を一緒に過ごすと、相手の普段の行動や性格に慣れてしまいます。
この慣れによって、最初は気にならなかった相手の性格の側面を見落としてしまうこともあります。
交際も長くなると、相手の習慣や考え方が段々と明らかになります。
もしこれらが最初の印象と違う場合、相手への新鮮さが薄れ、関係を続けることが難しくなるときもあります。
慣れが進むと、理想化していた相手像と実際の相手との違いがハッキリして、それが交際を妨げる原因になる可能性があります。
期待の高まり
交際が進んでいくと、相手に抱く期待がどんどん高まることはよくありますよね。
最初は些細な問題であっても許容できたり、軽く受け止められたことも、お互いの関係が進展するにつれて、深刻に感じられたりします。
男女がお互いに慣れてくると、理想と現実のギャップが浮き彫りになり、これが関係を損なう要因となることがあります。
コミュニケーションの課題
交際が進むにつれ、コミュニケーションがうまくいかないと、誤解や将来のすり合わせが難しくなり、関係が破綻することも。
自分の望みや考えを素直に相手に伝えられないと、問題がより複雑になりがちです。
自分の心のうちを相手に適切に伝えることができないと、相手は理解できません。
自分の気持ちを明確に言葉にして、素直に相手に伝えていくのは、より良い関係を築くためには必要ですね。
結婚への漠然とした不安
将来に関する不安や不確実性があると、それが相手に不満として現れます。
生活の計画や子育て、キャリアなどの考え方の違いが不安を引き起こす場合もあります。
お互いの理解が不足すると、お互いの不安が高まり、相手に対する不満につながります。
将来に対する不安をシェアし合い、お互いの考えを理解することが大切です。
相手の立場に立って共感し、建設的な対話をして、不安を軽減し、より良い関係を築きましょう。
まとめ
関係が深まると、相手の気になる点が浮かび上がることがあります。
相手の思いや感情を無視せず、価値観の違いがあっても、オープンなコミュニケーション、共感、相互尊重を通じて、お互いが柔軟に妥協点を見つけて、関係をより良いものにしたいですね。
どうしても解決不可能と思ったら、カウンセラーなどの専門家に相談してみると、また違った視点で解決できるかもしれません。