話題のドラマ「知ってるワイフ」結婚後も男女はすれ違うのか?

(2020年1月19日更新)

韓国で2018年に放送されて人気を博したドラマ、『知ってるワイフ』をご存知でしょうか?
日本でも広瀬アリスと大倉忠義のキャストで、今月からリメイク版の地上波放送が始まりました。
ネット上ではこのドラマの激しい夫婦喧嘩が話題になっています。

あらすじ

人はいいが間が悪くてなかなか出世できない銀行員の夫は、結婚後にキツイ性格に変わってしまった妻に嫌気がさしていました。そこに大学時代の憧れの女性と再会して、自分は結婚する相手を間違えたのだと後悔します。

一方の妻は、子供2人の世話と家事をこなしながら、パートで家計を助けつつ、認知症になり始めた実母の心配もしなくてはならない切羽詰まった状況です。ストレスで疲弊した妻は、間の悪い夫のちょっとした言動にも情緒不安定に声を荒げてしまいます。

そんな生活に耐えられなくなった夫は、大学時代の憧れの女性と結婚するために、過去にタイムスリップをして人生をやり直そうとするのですが……

ネットの反応と感想

ギスギスした夫婦の会話やヒステリックな妻のキレ具合がリアルすぎて、放送直後からさまざまな意見がネット上で飛び交いましたが、なかでも夫に対しての非難の声が目立ちました。

夫への批判

《ダメ夫すぎて見ていられない》
《全く奥さんのこと見てない癖に俺の話聞けとかムカムカする》
《100%旦那が悪い 奥さんがかわいそう。 もし結婚相手がこんな人だったら、顔良くても許せない》
《こんな怪物妻になったのは、旦那のせい》

ドラマの中の妻はヒステリックで暴力的に描かれていますが、子育てや家事をワンオペでこなしながら、経済的な問題や実母の病気への不安を抱えて悩んでいます。
そんな状況にも関わらず、夫が全く協力的ではないこと、妻の話に聞く耳を持たないことに非難が集中したようです。

極めつけは、夫が口論の末に妻に言い放ったこの台詞。

「俺は夫だ!俺の気持ちがわかるか?会社で疲れて帰ってきて家で休みたいさ。会社より家にいるほうがうんと疲れる。つらいのはおまえだけか?俺もだ!」

夫は自分の不満ばかりで妻の大変さに理解が及ばず、そのまま家から逃げ出してしまいます。
目の前の妻が抱えている問題には目を向けずに、過去にタイムスリップして結婚そのものを無かったことにしようとする無責任さも、視聴者をイライラさせたのでしょう。

夫婦のすれ違いはなぜ起きたのか

縁あって結ばれたのに、過去を変えたくなるほどの最悪な状況に陥ってしまったこの夫婦。
取り返しがつかなくなる前に、何かできることはなかったのでしょうか。

夫婦のすれ違いの一番の原因は、コミュニケーション不足にあります。
結婚する前は仲が良かったのに、夫婦として長く時間を共にするうちに遠慮がなくなり、お互いに黙っていても「わかってくれるだろう」「察してくれるはず」だと、会話が減っていくのが一般的でしょう。

子供ができて仕事が忙しくなる年代になれば、意識してコミュニケーションを取らなければ目を合わせる機会すら減っていき、少しずつすれ違いが生まれます。

たとえ小さなすれ違いでも「いつかはわかってくれるだろう」と見て見ぬ振りを続けていれば、それは取り返しがつかないほどの大きな価値観のズレとなり、やがて夫婦関係は破綻します。

感情的な言葉を相手にぶつけてしまうほどストレスを溜める前に、お互いに気になることや心配ごと、ひとりで抱えきれないことは、夫婦で落ち着いて話し合いながら解消していきたいものです。

最後に

どんなにいがみ合っている夫婦も、出会った頃は相手の気持ちを知るために一生懸命だったのではないでしょうか。
少しでも相手と接していたくて、喜ぶ顔が見たくて、気づけば自然に通じあえていたあの頃。

そこにはお互いが相手のことを「もっと知りたい」「大切にしたい」いう気持ちがあったのだと思います。

できることなら、結婚前にあった思いやりの気持ちを末永く忘れませんように。
それでは。