婚活は“選ぶ”だけじゃダメ!!“選ばれる”視点、足りてる?
(2025年4月20日更新)
こんにちは。
ラポール結婚相談所のもとはらさよこです。
「積極的に行動すれば、ご縁はつながる」って、よく聞きますよね。
理想の人にこちらから申し込みをして、
プロフィール文も丁寧に書いて、
写真も清潔感を意識して、きちんと整えている。
アピールだって頑張っているのに…
なぜか、マッチングしない。
交際OKの返事も、なかなか返ってこない。
「こんなに頑張っているのに、どうして?」
「どこか間違っているのかな…」
そんなふうに思って、ちょっと心が疲れてしまうこともありますよね。
でも実は、それはあなたの“努力が足りない”からではありません。
うまくいかない理由は、「行動量」の問題だけではないことが多いんです。
ここから先は、婚活がうまくいかない“もうひとつの視点”——
「選ぶ」だけじゃなく、「選ばれる」という視点について、お話ししていきます。
目次
「自分が選ぶ」だけの姿勢が難しくなる理由
婚活では、「自分の理想に合う人を選ぶ」という意識を持つことは、とても自然なことです。
でも、その“選ぶ姿勢”が強くなりすぎると、知らず知らずのうちにご縁を遠ざけてしまうこともあるんです。
ここでは、なぜ「自分が選ぶ」だけではうまくいきにくくなるのか、その理由をお伝えします。
1. 相手にも“選ぶ権利”がある
婚活は一方通行ではありません。
どれだけこちらが「この人がいい!」と思っていても、相手が同じ気持ちでなければ、その関係は始まりません。
婚活は「お互いが選び合うもの」
だからこそ、「私はこの人を選んだのに、なぜうまくいかないの?」と感じることがあっても、それはあなたが悪いわけではないのです。
2. 理想が高くなりすぎる可能性
「選ぶ」という気持ちが強くなればなるほど、無意識に相手を見る目が厳しくなりがちです。
プロフィールのちょっとした言葉や、写真の雰囲気、小さな価値観の違い――。
それらを“減点方式”で判断してしまっていませんか?
その結果、「完璧な人」を求めすぎてしまい、本来なら素敵なご縁を逃してしまうこともあるんです。
3. 柔軟性がなくなる
「この条件じゃないと」「このタイプの人がいい」と、選ぶ視点に偏ると、相手の良さを見落としやすくなります。
実際に会って話してみると、印象が大きく変わることって、よくあります。
柔軟な気持ちで向き合えば、「意外と合うかも」と思える相手に出会える可能性もぐっと広がります。
4. 相手に好印象を与えにくくなる
「私は選ぶ側」という意識が強すぎると、知らないうちに上から目線になったり、受け身な態度になったりすることがあります。
婚活で大切なのは、「一緒に幸せになりたい」という姿勢です。
その気持ちが伝わらないと、どれだけ条件が良くても、相手から魅力的には見えにくくなってしまいます。
では、どうすればうまくいくの?
婚活を前向きに進めていくために、大切なのは「選ぶ」と同時に「選ばれる」意識を持つことです。
■「自分は相手にとって魅力的か?」という視点を持つ
自分の希望ばかりに目を向けるのではなく、「私はどんなふうに見られているかな?」という視点を少し加えてみましょう。
外見だけでなく、コミュニケーションの姿勢や表情、気遣いなど、相手が「一緒にいたい」と思えるポイントは意外と身近なところにあります。
■ 相手の“良いところ”を見つける意識を持つ
100%理想通りの人はいません。
でも、「この人と一緒にいたら、なんだか落ち着くな」「話が自然にできるな」――そんな感覚を大事にしてみてください。
完璧を求めるより、「一緒に幸せになれる可能性」に目を向けていくことが、ご縁を近づけるカギになります。
■ 対等な関係を意識する
婚活は「どちらかが選ぶ」ものではなく、「お互いを知り合って、選び合う」関係です。
だからこそ、相手に敬意を持って、対等に接する姿勢がとても大切です。
■ 柔軟な視点を持つ
最初の印象や条件だけにとらわれず、会話を重ねたり、何度か会ってみたりすることで、相手の魅力に気づくこともあります。
「なんとなく違うかも」で終わらせずに、一歩踏み込んで相手と向き合う時間を持つことで、ご縁が深まることもあるんです。
まとめ
婚活では、「自分が選ぶ」ことももちろん大切です。
でもそれと同じくらい、「自分も選ばれている」という意識を持つことが、ご縁を引き寄せる大きなポイントになります。
相手を尊重し、お互いにとって心地よい関係を築こうとする姿勢――。
それが、最終的に「この人と一緒にいたい」と思えるパートナーとの出会いにつながっていきます。